今や超低金利が当たり前となり、かつてのバブル期のような高い預金金利を望むことはできません。銀行に預けているだけで資産が増えていくような時代ではなく、これからは積極的に資産運用を行い、お金に働いてもらうという観点が必要となっていきます。
もちろん、預けるだけで資産が殖えていくような時期を経験した人にとっては、資産運用という言葉を聞くと安全面やリスクなどの可能性を考えて身構えてしまう人も多いことでしょう。
しかし、きちんとした知識と堅実で安定性の高い投資先を確保することによって、限りなくリスクを低くして安心な運用ができるようになるものです。まずは資産運用の最初の一手として不動産投資から始めてみることがおすすめです。
なるべく安く物件を入手してそれを高値で売り抜けるという方法を思い浮かべがちですが、そのような方法で利益を上げるためには豊富な資金と入念なリサーチなどが必要となり、個人で行うことは難しいものです。資産運用の初心者にお勧めな不動産投資は、マンションの経営などによる家賃収入を確保することです。
家賃収入は基本的に自分が何もしなくても手に入れることのできる所得で、物件を所有していることによって1ヶ月に1回という定期的な収入を継続的に得られるという大きなメリットがあります。家賃収入が1ヶ月に10万円とすると、1年間では税金などの支出を差し引いても100万円前後の収益が得られますので副業に最適と言えるでしょう。
入居率が高く、確実な家賃収入を見込める物件を確保することが不動産投資を軌道に乗せる第一歩となります。そのためにも実績のある不動産投資会社に相談し、優良な物件を紹介してもらうなどの積極的な行動が必要です。最初はワンルームマンションなどの比較的購入価格の安い物件から始め、軌道に乗って安定収入が得られるようになればアパートの一棟経営やマンション建設など、収益物件を拡大していくと良いでしょう。