初心者向けの株式投資による資産運用術

専門性の高い株式投資は初心者では難しいとされていますが、実際のところはそうでもありません。とはいえ、より具体的なテクニックを身につけるには流石に初心者が今すぐに気軽に行える資産運用ではないため、最初は株式を組み込んだ投資信託を利用することで、簡単に資産運用ができるようになります。

 

投資信託については最近盛んに銀行がアピールしていますので、あまり投資に関心がない人でも知っている言葉です。投資信託は1つの商品を購入するだけで、簡単に複数の株式やその他の投資商品を運用できる仕組みになっています。いわゆるお手軽な分散投資の方法です。

 

保有すると、その商品を提供するファンド会社が投資家に変わって運用を行ってくれます。普通に個別の銘柄の株式を購入すると、投資家自らが売買をして資産を増やしていくようにしますが、投資信託ならそのような手続きはファンド会社が全て行ってくれます。投資信託を保有する投資家は、その商品のパフォーマンスを定期的に確認するだけです。こんなに楽な投資方法はないといえるでしょう。

 

もちろん、価値が下がるリスクも持っていますが、そこはプロのファンド会社ですので、価値が下がらないように様々な投資商品の売買を繰り返して、価値を高める工夫を行ってくれます。これを考えると安易に短期間で投資信託の商品を手放すのではなく、長期的に見て保有し続けるのがおすすめの投資スタイルだといえるでしょう。

 

株式を簡単に分散投資できる投資信託ですが、投資信託を行いつつ、個別の銘柄を購入して資産運用しても構いません。この場合には一般の銀行では取り扱っていませんので、証券会社を通じで売買を行いましょう。証券会社でも投資信託を取引することが可能です。良い銘柄を探せるように、スクリーニングの機能が用意されていたり、見やすいチャートを使える、四季報の閲覧などがネットで可能な証券会社が多く、投資家にとってはとても使い勝手が良くなっています。