株式で資産運用をする場合の方法について

株式で資産運用をする方法には、短期投資と長期投資があります。短期投資は数日間で決済するために、大きな利益は出にくい代わりに損切りが早いというメリットがあります。最短では数時間から数分で決済するデイトレードがありますが、プログラム売買による高速取り引きが増えたことで細かなサヤを取るのは難しくなっています。一方で長期投資の場合には、細かな値動きに左右されないので安心して保有できるのがメリットです。日中は仕事があるサラリーマンでも資産運用できる手法となります。もちろん、どんな銘柄でも購入すれば良いというわけではありません。業績が安定しているもの、成長が期待できるものを選ぶことになります。毎日の値動きに翻弄されることがありませんが、購入してそのまま置いておけば良いというわけではありません。さらに資金全てをいっぺんに使わずに、少しずつ買い集めることが必要です。どんなに業績の良い企業であっても、株価は市場の動きに連動して上下に動いています。そこでまず株式投資と基本となるチャートを見て、長期移動平均線が上昇している間に購入するようにします。一旦下げたところで買い増しをして、上げたところで一旦売却というスタイルで次第に株数を増やすようにするわけです。慣れてくれば信用取引で

 

空売りも行います。株式を購入したら、上昇したところで一旦空売りします。これで両建てのポジションとなるので、相場がどのように動いても損失は発生しません。その上で配当金を得ることができます。その後下げたら空売りを決済し、株数を増やすように購入します。また上昇したら空売りをするといった操作を繰り返すわけです。長期保有はこのようにポジション操作をしながら、株式を増やすようにするのがポイントです。購入コストを下げることを意識して空売りを上手く利用するのがポイントです。ひとつの銘柄を長く売買するだけでも、十分に資産運用をすることができます。