FXの資産運用ならトルコリラがよい

FXの資産運用を考えるなら、トルコリラはまさしく注目すべき通貨です。理由は2つあり、どちらもFXでの資産運用にとってはこれ以上ないくらいにプラスの要素になるからです。一つは金利です。FXでも外貨預金と同じように金利に相当するスワップポイントと呼ばれるポイントが得られます。これは金利そのものではありませんがほぼ同じものと考えてよく、実際、高金利の通貨であればそれだけ多くのスワップポイントが得られます。トルコリラの金利はだいたい7%から8%程度といった、ほとんどゼロ金利が長期間にわたって続いている日本円はもちろんのこと、世界のいろいろな国の通貨と比較しても相当に高い金利が継続してつけられています。

 

スワップポイントは金利そのものではないといいましたが、実際にはほぼ金利による利息と同じものであり、金利が7%や8%であればスワップポイントも年に7%から8%程度も得られるようになっていますから、これは間違いなく魅力的です。

 

もう一つは為替相場です。確かに、いくら金利やスワップポイントが高いとは言っても、為替相場が円高方向であれば困ります。

 

年に数パーセント程度のスワップポイントが得られても、海外の通貨の中にはそれこそそれをはるかに上回るペースで円高が進むような通貨もあるからです。

 

何を隠そう、このトルコリラもまさにそのような通貨でした。10年前は1リラ100円に近い水準のこともあったのですが、今では1リラ30円程度の水準まで円高が進んでしまっています。数パーセントの金利など吹き飛ぶくらいの、無理やりに率で示すと300%もの円高になってしまったのです。

 

これは外貨の恐いところでもあるのは間違いないのですが、冷静に考えると今はこれ以上ないくらいのトルコリラへの投資のチャ

ンスと言えます。為替相場はそうそういつまでも一方向の動きが続くわけではありません。今後は円安に振れることが十分に考えられるのです。