現在の資産運用の王道である株式投資

現在の資産運用の王道はやはり株式投資が上げられますが、過去は株式投資より不動産投資のほうが王道といえる時代もありました。1990年以前は事業などでの利益は基本的に不動産投資を行っていました。現在の上場会社でも古い会社には本業よりも不動産の事業の方が多く利益を上げている会社も多く存在します。これは、上場会社だけではなく個人レベルでもそうでした。

 

ある商店街では現在はすべて閉まってますが、過去の利益をすべて不動産投資に回したことによってその利益だけで現在暮らしているような人たちも多く存在します。しかしながら、このようなことから1990年の不動産バブルにつながったともいえるでしょう。そして、2000年に入って株式投資が資産運用の王道として位置づけられるようになってきました。その最大の理由がネット証券の普及にあるでしょう。今までの総合証券の手数料の100分の1程度まで手数料が下がってきました。これによって株式の投資が一気に広まっていったといってよいでしょう。そして、その後にFXというものも出てきました。こちらも、過去はレバレッジを200倍まで出来たりしたので投資より投機的な位置づけでしたが、現在は投資としても考えられるようになってきてはいます。

 

しかしながら、それでも現在の資産運用の王道はまだ株式投資のままといえるでしょう。さらに、日本独自のシステムとして株主優待というシステムも存在します。この株主優待というのは、その上場会社の商品などを商品券などにして株主に贈ることなどがあります。基本的に株主優待というのは単元しか持っていない人が有利な場合が多いですので資金が少ない人ほど有利な投資ともいえます。つまり、個人投資家に有利な投資といえるでしょう。この株主優待が現在日本で大きく人気になっております。世界的に見てはとても王道とはいえませんが、この株主優待を中心にした投資が現在の日本の資産運用の王道といえるのかもしれません。